ウォーキング

「歩く」。私がイギリス・アイルランドに行く最大の目的です。イギリス・アイルランドでは平地歩きからハイキング、トレッキング、登山まで含めて walking ウォーキングと言います。田園風景、荒々しい丘陵地帯、日本とは全く違う風景、一瞬ここは日本かと思える風景、様々ですがいずれも良いものです。

ルート

日本のガイドブックにウォーキングルートはあまり載っていないので、調べるならば英語の本かWebサイトになります。こういった情報を現地で調達するのもまた楽しみです。きちんと調べておきましょう。

情報サイト
Walkhighlands(英語)
スコットランドのハイランド地方のウォーキングルートを紹介するサイト。実はイングランド、ウェールズのルートも少しだけある。写真が多くて、ルートの雰囲気がよく伝わります。
The Walking Englishman(英語)
イングランドを中心にイギリス全土のウォーキングルートを紹介している。こちらも写真がある上、比較的しっかりルートマップが示されている。
v-g Backpacking in Britain(英語)
イングランドを中心にイギリス全土のウォーキングルートを紹介している。こちらも写真がある上、比較的しっかりルートマップが示されている。
Walking in Scotland - VisitScotland(英語)
スコットランド政府観光局のウォーキング紹介ページ。簡単なテキストのみのルート紹介もあれば、風景写真やマップを紹介しているルートもある。
Walking&hiking - DiscoverIreland(英語)
アイルランド政府観光庁のウォーキング紹介ページ。
Walking Britain(英語)
イギリス・アイルランドのルートを写真とマップ付きで紹介している。画像が小さいながらフォト・ギャラリーもあります。
書籍
Collins Rambler's Guideシリーズ(英語)- Amazon.co.jp
初級・中級から、超ハードな上級者向けまで幅広い。説明が丁寧。ダイナミックな写真が多いので見ているだけで楽しい。
Cicerone Guideシリーズ(英語)- Amazon.co.jp
上級者向けまで含めてルート数が多い。ルート難易度表示がないので、自分で判断できる人向け。写真も多いので見ているだけで楽しい。
Pathfinder Guideシリーズ(英語)- Amazon.co.jp
初心者~中級者向け。地図がかなりしっかりしている。写真は少なめ。
Jarrold Short Walks Guideシリーズ(英語)- Amazon.co.jp
Pathfinder Guideの初心者向け版。地図がしっかりしている。

スタート地点までの移動

自然が近いところはだいたい田舎で路線バスの本数が少ないので、レンタカーでない場合は事前に時間を確認しておきましょう。思ったより山歩きに時間がかかってしまい、帰りのバスが迫って焦ったことが何度かあります。こういうときだけは車がほしい・・・(筆者はペーパー)。なお、たいていのルートマップはスタート地点まで公共交通機関があるかないか書いてます。

気候・天気

おだやかな気候とされているこの地域。でもなめてはいけません。まず、寒い。夏でも天気が悪いときは Tシャツ+フリース+ジャケット(さらに手袋)くらいが必要になります。そして天候がよく変わる。晴れれば最高ですが、大雨の中を歩くこともあるでしょう。また、山で雨になると標高500mくらいでも雲が被ってしまい、視界がほぼゼロになることも。山の装備はきちんとした上で、事前に天気もチェックしましょうね。

天気予報サイト
msn天気
各都市・町のローカル天気が見れる。10日間予報あり。
世界天気 - tenki.jp 日本気象協会
言わずと知れた日本気象協会のページ。イギリス12都市、アイルランド4都市の8日間予報を見ることができる。
AccuWeather.com アキュウェザー
小さな町や村のローカル天気も見れる。驚異の45日間予報がありますが、どこまであてになることやら。。
weather.co.uk(英語)
weather.comのイギリス・アイルランド版。この先10日間の予報が見れる。

この地域で特徴的なのが足元で、私が好きな丘陵地帯はだいたい低地や平たい部分が bog ボグ になってます。ボグは「湿地帯と硬い地面の中間くらいのどろどろ地帯」といったところでしょうか。晴れ続きのときは地面がしっかりしてますが、豪雨の翌日などはくるぶしまで「ずぶぶ」と飲み込まれる場所もあり結構びびります。ここだけは好ましくないですが、イギリス・アイルランドはそういうものと割りきって準備しましょう。ブーツが良いのでしょうが、筆者はトレッキングシューズでなんとかなってます。メジャーなルートは道が整備されてる場合も多いですので、事前にルートマップで確認しましょう。「very wet」「very boggy」と書いてあるエリアは要注意です。

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