Derry デリー
北アイルランド第二の都市。プロテスタントの人々には Londonderry ロンドンデリーと呼ばれている。カソリックとプロテスタントの長い対立の歴史があり、その過程もあって城壁に囲まれた町となった。
町の風景
アイルランドからバスで到着。何事もなくイギリス・アイルランド国境を越え、通貨がユーロからポンドに変わって、不思議な感じ。虹がお出迎え。
ユースホステルに泊まって翌日に町を散策。まずはバス停に荷物を預けに行く。バス停は River Foyle フォイル川沿い。
対岸にも町が連なる。ちなみに、鉄道駅も対岸にある。
町をぐるっと囲む城壁は、上を歩くことができる。ここは城壁の南東、Ferryquay Gate フェリーキー門の上から見る町の外側。ここから城壁歩きをスタート。
フェリーキー門の上から見る町の中心。
北東方向、Shipquay Gate シップキー門の上から町の中心を見る。
こちらは北西方向、Butcher Gate ブッチャー門の上から見る町の中心。日曜の朝なので、店が開いてないし、人もいない。
城壁の上はこんな感じ。
そして、その外側。場所によって壁の高さはまちまち。
西側はかつて湿地帯だったことから Bogside ボグサイドと呼ばれ、主にカソリックの人々の居住区となっている。
南西方向、Bishop's Gate ビショップ門から中央を見る。
城壁の南側に広がる町。
町の中心 The Diamond ザ・ダイヤモンドにあるモニュメント。天気がよく、うっかりベンチで昼寝をしてしまった。
ボグサイド地域を歩いてみる。壁にある「FREE DERRY」というメッセージから抑圧の歴史が垣間見える。
閑静な町並みが続く。
城壁の内側、Tower Museum タワー博物館の最上階からの眺め。急にすごい雨が降ってきた。
と思ってる間にからっとやんだ。こんなこともこの地域ならでは。
いつの間にか町が人で賑わう。どこも変わらぬ穏やかな休日の町の風景。
Guildhall ギルドホール
町のランドマーク、ギルドホール。平日は中に入れるようですが、このとき日曜だったので入れず。
シップキー門のすぐ外側にあります。
こちらは横の駐車場から。
St Columb's Cathedral 聖コラムズ大聖堂
このときは改修中で、入口付近は物々しい雰囲気。訪れた時間はミサで観光客が入れない時間、とぼとぼ帰ろうとしたら呼び止められ入れてもらえました。これに限らず、アイルランドの人々のやさしさに触れることは度々あります。